前から楽しみにしていた「しんゆり映画祭」に行って来ました。
午前中から出かける予定だったが、昨日遅かったのと大会の疲労で、昼近くまで寝てしまった。
まず見たのが「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
サトエリ主演の映画。
う~ん、一言で語ることができないが、とにかく物凄い映画だった。
変な姉妹のどす黒い、壮絶バトルが展開される。
この映画祭の好きなところは、監督の挨拶があるところだ。
普段は試写会にでも行かない限り、監督の話を生で聞ける機会なんてないからな。
この作品も映画の上映前に監督が出てきてくれて、話をしてくれた。
CD監督として活躍している吉田大八という方だ。
最近ではサロンパスのCMなんかを手掛けている。
次に見たのが、「暗いとことで待ち合わせ」
田中麗奈が全盲役に挑戦した映画だ。
今年の映画祭で、一番楽しみにしていた。
感想は、「すげぇ、感動した!!」
久々にいい映画を観たと思った!
乙一さんの原作は読んだことがなかったが、むしろ原作を読んでいなかったことが幸いだったかもしれない。
この作品も監督が挨拶に来てくれた。
映画の上映前に、監督をロビーで見かけたんだけど、そのときは「このおっさんどっかで見たことあるなぁ」と、誰だか思い出すことができずにいた。
そしたら、スクリーンの前に出てきたのでマジビックリした。
前にDVDで見た「AIKI」っていう映画のドキュメンタリーを見て、顔を覚えていたみたい。
セリフの少ない映画だけど、見えないセリフが聞こえてくるようなカンジで、じわぁ~ってハートに来るカンジ?って言ったらいいのかな。
とりあえず、超オススメ!
最後の方に、チェン・ボーリンが言ってたセリフが心に残った。
「必要なのは居場所じゃない。本当に必要なのは自分の存在を赦してくれる人間だ」
僕の考えを180度変えられた気がした。
人間にはその人が落ち着けたり、安心できるような居場所が大事だと思っていたけど、確かにそこには誰かがいて、場所を共有していることが多いと思う。
すごくいい言葉だ。
最後に見たのが、「アヒルと鴨のコインロッカー」
この映画は監督の登場はなかったんだけど、監督からの手紙での挨拶があった。
「この映画には冒頭から嘘が隠されています。そして、僕はあなた達をだませる絶対の自信があります」
映画を見せる前にそんなこと言っちゃっていいのか!?と思ったが、
・・・まんまと騙された(´д`;)/
この映画も僕の行き方に少し影響を与えてくれた。
僕はブータン人みたいな生き方のできる人間になりたいです。
ブータン人になりたい
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1 コメント:
私も暗いところで・・・、とアヒルと鴨の・・・、の2作品を観ました。前者の方は以前にも観た事があり、私の好きな映画第1位(笑)の作品だったので、再度鑑賞することができ、非常にうれしかったです。後者の作品は全くの初めてで、正直内容の推測は困難でした。しかし面白かった。前半で見る側を笑わせたかと思えば、後半でジーンとさせる、大変深い映画だったと思います。この2作品に会えた10月7日は私にとって、とても大切な日となりました。別の意味でも。
fromクローバー
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