アキバと浅草橋の中心でニンジンを切る

「世界の中心で愛を叫ぶ」っぽい語調のタイトルにしてみましたが、本当です。
今日はアキバの近くで、ひたすらニンジンを切り、ミックスベジタブルを茹でていました。
アキバと浅草橋の間に事務所を構える「セカンドハーベストジャパン」（以下2HJと略）というNPOにボランティアとして参加してきました。まだ2回目ですが。

少し前に「小さな宇宙船地球号」で取り上げられたりして、少しずつ認識されて来てはいるようですが、どんなことをやってるのか知らない人が多いと思います。
2HJのWebページを見てもらえば早いんだけど、少し説明すると、

季節商品から外れて返品されてきたもの、ラベルが汚れているもの、賞味期限印字のかすれなどが原因で、市場に出せなくなったもの、販売できなくなった商品を企業から貰い受け、それを必要な人々に届けるという活動をしています。
全く品質には問題ないのに、廃棄されてしまう食料を必要な人々に届けるという、とても意義のある活動をしています。
僕は以前、「ガイアの夜明け」でこの活動を知り、とてもショックを受けました。
飽食と言われる日本においても、毎日の食事に困っている人がいること、外装にキズが付いただけで破棄されてしまう食品の多さ。
僕たちには、なんかできることがあると思います。

　2HJでは食品の配送活動の他に、炊き出しも行っています。
今日はその準備のお手伝いをしました。明日、上野公園で炊き出しが行われるので、その下ごしらえですね。
にんじんをひたすら短冊切りにしまて、ミックスベジタブルを茹でました。
なにせ約400食分の量ですから、ハンパなかったです。

食べ物の尊さを知ったと同時に、食堂のおばちゃんの苦労を学んだ1日でした。